アート・デザイン用語辞典 の検索結果 : 291件の用語が見つかりました
単語名 | 説明 | |
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A列本判 | A列本判とは、625×880 | ![]() |
A列 | A列とは紙の大きさを表す単位のひとつで、A0サイズは1189×841。A1サイズは841×594。A2サイズは594×420。A3サイズは420×297。A4サイズは297×210。A5サイズは210×148。A6サイズは148×105。(単位mm) | ![]() |
Adobe | Adobeとは、アメリカのソフトウェア会社。アドビシステムズ。AdobeSystems。PhotoshopやIllustratorなどDTPソフトを数多く発売。PostScript、PDFを開発。2005年にはFlashなどを開発したMacromediaを買収した。 | ![]() |
Ajax | Ajax(アジャックス)とは、HTMLを動的に変化させる技術のひとつ。 既存技術(JavaScriptとXML)を組み合わせたもので、Webブラウザのみで動作する。広く普及している。 | ![]() |
AOR | AORとは、広告主の指名代理店のこと。様々な部門や商品を展開する大規模広告主は、複数の広告会社と取引している場合がある。そこでメディアの購入を効率化し、管理を容易にするため、特定の広告会社にメディア・バイイングを一本化することがあり、その代理店がAORと呼ばれる。 | ![]() |
Apple | Appleとは、1977年に設立されたパーソナルコンピュータメーカー。Macintosh、ipodが有名。2007年にApple Computer, Inc.からApple Inc.へ社名変更した。Macintoshは、DTPソフトに恵まれ、印刷、出版業界での需要が高い。 | ![]() |
ASA | ASAとは、米国規格協会が定めた、感光材料の感光度の規格。ASA感度。現在はISOが主流。 | ![]() |
ペーパークイリング | ペーパークイリング(又はペーパーフィリグリー、コイリングともいわれています)とは、15~16世紀頃、フランスやイタリアの教会の修道女が宗教的用具を美しく飾るために始めた装飾物。当時、紙は大変貴重で、製本時に出た紙の切れ端を利用された。現在はアメリカ東部、イギリス、オーストラリアでホビーとして広く愛されている。 | ![]() |
ナビ派 | ナビ派とは、ポン=タヴェン派の一人ポール・セリュジエが中心となって、ゴーギャンの様式を基礎にパリで結成したグループ。ナビという語はヘブライ語の「預言者」を意味する言葉である。理論的リーダー、モーリス・ドニは、主観的状態と客観的形態の交感、すなわち感情の等価物、一種の心理的事実のあらわれとして芸術作品をとらえている。それに加えて、ナビという語に端的にみられるように、彼らはゴーギャンのやり方を一種の宗教的啓示として受けとめており、彼らの作品はいきおい象徴的な要素を秘めている。上記の2人の他ボナール、ヴュイヤールなどが参加し、トゥールーズ・ロートレックやマイヨールも一時期彼らと関係があった。また作曲家ドビュッシーや小説家プルーストらもかかわりをもっていた。彼らの間には、印象主義への反動や、色彩と歪曲した線の装飾的な使用など、共通点があるものの、強いまとまりはなく、1899年のデュラン・リュエル画廊での展覧会以降は、ばらばらに活動した。 | ![]() |
未来派 | 未来派とは、20世紀初頭、イタリアを中心に興った芸術運動。1909年2月20日、詩人マリネッティがパリの日刊紙『フィガロ』紙上に最初の「未来派宣言」を発表し、10年3月8日ボッチョーニ、カルラ、ルッソロ、バルラ、セヴェリーニがトリノの劇場で観衆を前にイタリアで最初の未来派運動宣言を行なった。新時代はそれにふさわしい生活様式と表現を必要とするとし、いっさいの過去を精算して速度とダイナミックな力の渦巻く機械文明の感覚を力強く表現することを主張した。造型の観点からは、対象の物質性を破壊してキュビズムから得た同時代性の思想を画面に定着し、運動の表現に新たな道を開いた点が注目される。運動としては1915年頃までで終ったが、ダダをはじめ20世紀芸術の諸運動に与えた影響は少なくない。印刷物を通じた幅広い広報活動をおこない、大正10年代の日本の美術・文学にも多くの影響を与えた。 | ![]() |
ミニマル・アート | ミニマル・アートとは、1950年代より興り、1960年代に顕著になったアメリカ美術にみられる動向。アクションペインティングと抽象表現主義のある側面への反動として起った。1951年に白だけのカンヴァスおよび黒だけのカンヴァスを展示したラウシェンバーグや1956年にモノクローム絵画を発表したイヴ・クライン、「全一性」の教義を先取りしたバーネット・ニューマンなどが先駆者である。色面派やハード・エッジ派もミニマル・アートに関連しているが、厳密な意味においては、トニー・スミス、カール・アンドレ、ロバート・モリス、ドナルド・ジャッドらの高度に画一化された立体作品を指す。これらは、一切の虚像的な価値を排して最大限の視覚的単純さを保つことにより、見る者に曖昧さのない、全的で統一的な印象を与えるものと評価されている。「ミニマル」は「最小の、極小の」の意味で、1965年、イギリスの哲学者リチャード・ウォルハイムのエッセーの名から転用されたものである。 | ![]() |
ミクスト・メディア | ミクスト・メディアとは、メディアを混用すること。つまり、現代美術において、性質、種類の異なる複数の素材を組み合わせて作品をつくる技法をいう。素材が異なるため、その素材を用いての表現の手段も異なる。素材を作品に結びつける手段が混用されるため、作品の中には各々の素材の質感がもりこまれて、表現の幅が広がる。アッサンブラージュなども含まれており、現代美術においてはすっかり定着している。また、広義には、複数の表現形式、ジャンルを組み合わせた表現をさすこともある。例えば、絵画と音楽、彫刻と音楽あるいは舞踊などを一つにした表現などで、この意味では、マルチ・メディア(multimedia)ともよばれ、総合的な芸術表現としてよく知られる。 | ![]() |
円山四条派 | 円山四条派とは、江戸中期、円山応挙によって始められた写実的な絵画の流派円山派と、その流れをくむ応挙門下の呉春の開いた四条派を併称したもの。円山派は、18世紀の中頃、京都の新興町人層の現実的な感性を基盤に、写実性と伝統的な装飾性を融和させた新しい様式で、上方画壇に大きな影響を与え、明治画壇にまで及んでいる。用筆上の特徴としては従来の没骨技法に墨の濃淡表現を加えた付立(つけたて)法とよばれる筆法が用いられている。応挙の門下には、呉春、長沢蘆雪、森徹山、渡辺南岳、源?g、山口素絢、奥文鳴、月僊などがいる。四条派は、江戸後期に呉春によって始められた一派である。円山派の平明で写実的な作風に俳諧的な洒脱みを加えた新様式で、応挙歿後の京都画壇で流行した。呉春をはじめ門下の多くが京都四条近くに住んでいたため、その一派を四条派と呼ぶ。呉春門下には、松村景文や岡本豊彦、柴田義董がいる。岡本豊彦は、四条派に再び南画様式をとり入れたが、その画系には塩川文麟、幸野楳嶺、竹内栖鳳らが相次ぎ、明治の京都画壇に大きな影響を与えた。 | ![]() |
ノン・フィギュラティフ | ノン・フィギュラティフとは、非具象、非形象などと訳す。具象(Figuratif)絵画に対していうもの。1930年代の前衛絵画のうち、一方を代表するシュルレアリスムが具象的形態になったのに対し、もう一方の抽象的傾向が先端的な主張として非具象をかかげ、「アブストラクシヨン=クレアシヨン」に結集した頃から、この語が一般的に通用するようになった。アブストラクシヨン=クレアシヨンは、「抽象・創造」の意味で、1932年にパリで結成された非具象主義のグループで、その名称のとおり、いわゆる「創造的」な抽象を鼓舞することを狙いとした団体である。「創造的抽象」とは、非具象の、一般に幾何学的といわれる要素から構成された抽象作品を意味している。団体活動としては、グループ展組織と、「抽象・創造−非具象芸術」という図版入りの年報を発行した。作家としては、ペウズナー、ガボ、カンディンスキー、モンドリアン、ドローネーなどで、岡本太郎も参加した。厳密な非具象の追求において、国際的な拡がりにおいて重要な意味をもつ運動である。 | ![]() |
マージン | マージンとは、ページの周囲にある空白部分のこと、あるいは、段組した際の段間の余白 のこと。 | ![]() |
マット | 紙を基材とする絵や版画、写真等のための額装では、厚紙で出来たボードに窓を開け主題の周囲を取り囲む余白を施すことが多くある。これらの厚紙部分をマット、あるいはパス・パルトゥー(ヨーロッパ名称)と言い、額装されるものを保護、保存すると同時に視線を導く効果や装飾という額装にとって欠かせない大切な機能がある。油彩画と違い紙を基材としたアートピースは表面がデリケートなので、ガラスを入れた額縁に納め、外部からの直接的なダメージを防ぎ保護する必要がある。その際、ガラスとアートピースとが密着しないように、それらの間にスペースをとる役割もマットには求められる。 | ![]() |
マッス | マッスとは、塊(かたまり)のこと。彫刻においては、表現されたもの、特定の描写的意味を離れて把握される物体のある一定の量を持ったかたまりをいう。彫刻では素材そのものがすでにマッスであるが、そこから一定の意味を持った統一されたものとしてのマッスの連関を形成するところに、彫刻におけるひとつの芸術的課題があり、彫刻作品の重要な構成・成立要素のひとつである。絵画においては、画面の中の相当量の色や光や影などのまとまりを意味する。近代においては、森とか海とかの描写を細部にとらわれずに、大きなマッスとして捉える傾向が強い。建築においては、空間を占める量塊の大きさ、および内部空間を規定する充実体のことをいう。 | ![]() |
マティエール | マティエールとは、材料、材質、素材を意味する語で、作品自体の表面の平滑さとかごつごつした感じなど素材の選択、用法によって創り出した肌合い、あるいは、絵画作品の場合には絵肌を意味する場合もある。テクスチャー(TEXTURE、材質感)と混合されて用いられるが、テクスチャーは、その物質が備えている表面的な肌の感覚を示すもので、マティエールでは、技術的に創り出されたという面が強調されている。例えば、油彩画の作品において布の感じがよく表現されている場合、油彩というマティエールによって布のテクスチャーがよく表わされているというように用いられる。 | ![]() |
マニエリスム | マニエリスムとは、盛期ルネサンスに完成された古典主義芸術のあとを受けて、ほぼ1520年頃から17世紀初頭にかけて、主として絵画を中心に、ヨーロッパ全体を風靡した芸術様式。20世紀初頭になってから独立した様式として認められ、16世紀中葉から後半を支配した芸術様式として重要視されている。その表現は、極度に洗練された技巧、曲線を多用した複雑な構成、歪んだ遠近法を用いた構図、明暗のコントラストや入り組んだ奥行表現による効果、異常なプロポーションや色づかいなどを特色としている。これらは、ラファエロやミケランジェロの完成された力強い表現に対する傾倒、デューラーなどによる北方ゴシックの影響、混乱時代の社会不安、芸術愛好家君主の積極的な保護などを背景として生まれたといえる。その本質については、ルネサンスからバロックへの過渡期の様式、反古典主義様式、16世紀のヨーロッパ全体の精神的危機を反映した様式、ルネサンス文化の継続的発展、人間の持つ非合理なものへの衝動など様々な見方がある。 | ![]() |
マケット | マケットとは、西洋美術の用語で、おおむね模型にあたるものを指す。彫刻製作においては、最初の構想を示すために、予備的なスケッチ程度のものとして試作される蝋や粘土でつくられる小型の模型、雛型をさす。イタリア語のボッツェットとほとんど同義であるが、ボッツェットはかなり細部まで入念に仕上げられた雛型をさす。機械や構築物においては、それらの正確な縮尺による模型のことをいう。ただし、機能性を具備したいわゆるモデル(模型)とはちがって、外観のみを忠実に作り出したものをいう。タピスリーにおいては、その図柄を織り出すための原画のことをいう。図柄、タッチ(筆触)、色彩など作家の構想の全貌を精密に描いてあり、これを原寸大に拡大してカルトンを作り、械(はた)にかける。 | ![]() |